僕はクレジットカードを一切持っていません。
厳密には持っていた時期もあったのですが、今はもう使っていません。
クレジットカードを使わない生活を始めてから、もう4年近くになります。
今回はクレジットカードを持っていない理由と、持たない事による生活の変化を書いていきたいと思います。
後から請求される感覚がどうしてもダメだった
『後から請求される』
これが僕がクレジットカードを持ちたくない最も大きな理由です。
この感覚がどうしても嫌で、この理由の為だけにクレジットカードを使わなくなりました。
クレジットカードは後払いです。
そして後払いってすごく便利です。
お金を対価として受け取る価値を、お金を払うというプロセスを後回しにして対価だけを先に受け取る事ができます。
でも僕は先払いの方が好きなのです。
お金を払ってから楽しみたいのです。
支払いの事を考えながら楽しめない
僕の好きなドラえもんのお話に『してない貯金を使う法』という回があります。
のび太のパパのび助の弟が登場、家を訪れて羽振りの良さをアピール。
どうやってそんな贅沢品を揃えたかをのび助が尋ねると、全てローンで支払ったのだといいます。
品物を先に手に入れながら、お金を払うのが現代人の生き方
お話は割愛しますが、結局最後に弟は月々の支払いが厳しくなり、のび助に助けを求めるシーンで「君もこれに学んでコツコツお金を貯めてから買いなさい」とドラえもんとのび助がのび太に説教をしてお話は終わります。
僕はこのお話を当時小学生の頃に読みましたが、のび助パパの弟の考えにある疑問がありました。
毎月支払いの事を考えながら楽しめるのかな?
大人になった今、結局その答えは『楽しめなかった』と結論が出ました。
自分でお金を稼げない身である子供の頃からこんな考え方だったので、僕は元からのび助型の人間だったのだと思います。
借りを作らないことが最大のリスク回避
僕は『借金』、金銭的に借りを作るという行為を極力避けます。
子供の頃から自分の周りを見てきて、それがあらゆるトラブルを招く大きな理由になると知っているからです。
その過程で、払えるならその場で払う事が、借りを作らない一番手っ取り早い方法だという事に気づきます。
この記事ではクレジットカードにスポットをあてていますが、ローンなども同じ考えです。
さすがに住宅や車、奨学金などやむを得ない理由もありますが、やはり極力『作らなくて済むなら借りは作らず、わざわざ作りにいくという事態は避ける』というスタンスで日々を生きています。
即時決済可能なサービスを極力使う
どれくらい『借りを作らない事』にこだわっているかと言うと、
- スマホの回線契約はLINEモバイル(MVNOでも貴重なLINE Pay カード経由でクレカ不要契約可)
- 使っているレンタルサーバはMixHost(PayPal経由でデビットカード決済可)
など、要するに
- デビットカードで決済出来る月額サービス
- デビットカードを登録したPayPalでの決済
これらを普段から利用しています。
また、クレジットカードを使わない生活をしているので
- デビットカードやプリペイドクレジット
- クレジットカードをデビットカードで代用できるサービス
- クレジットカード以外の支払い方法があるネットサービス
- 先払いで利用できる月額サービス
これらにはアンテナを張っています。
まとめ:クレジットカードを持たない生活も悪くはない
ネットサービスを見ると、クレジット払いのみ可というサービスは本当に多いです。
時にはそれらの利用を諦めなければならない時もあります。
でも、今の所はこのライフスタイルには満足しています。
クレジットカードを持っている方がそりゃ便利だし、上手に使えばポイントやマイル的にもお得なのは間違いありません。
でも、クレジットカードやローンって人によって合う合わないがあると思うのです。
そして僕には合っていませんでした。
それは過去の自分からの教訓でもあります。
クレジットカードを使ったポイントやマイルによる金銭的な得よりも、クレジットカードを使わないことによる精神的余裕の方が僕にとって価値がありました。
メリットとデメリットを天秤にかけて、借りは極力作らないというメリットの方が僕にとっては重かったという訳です。
この記事ではローンやクレカを否定していますが、それらを利用している人の事を否定する訳ではありません。
途中で書いた通り、上手に扱っている人もたくさんいますし、やむを得ない理由で利用している人もいます。
この記事は、「僕は借りを作るリスクを許容できない小心者なので利用しません」という独り言なのです。
今の時代、クレジットカードを持っていなくても大抵なんとかなりますし、後は自分がそのライフスタイルに納得できるかどうかだけだと思います。
そしてなにより、自分のライフスタイルを選べる自由があるというのは、それだけでも便利な世の中だと思う今日此の頃です。
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